睡眠ホルモンのメラトニンのもとになるトリプトファンは、
朝食で摂るのが一番効果的です。
朝食を食べないと、脳や体へのエネルギーが足りなくなり、
1日をしっかりと始めることができません。
食事の時間を決めてきちんと食べることは、
睡眠のリズムを規則正しくするうえでも大切です。
食事の時の咀嚼するあごの動きも脳の活性にもつながります。
朝食はしっかりと、ただトリプトファンだけを大量に摂るのではなく、
バランスの取れた食事を決まった時間に摂るようにしましょう。
そして、しっかりと朝日を浴びることです。
出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p69