元気で快適な一日は朝食から

セロトニンは脳で情報を伝える神経伝達物質です。
この物質は私たちのやる気や元気の源となるセロトニン神経を活性化します。
具体的には、精神安定や、催眠、鎮静・鎮痛作用があります。
うつ病や神経症などにも良い効果をもたらします。

調査によると、トリプトファンの摂取量が少ない乳幼児ほど、
怒ったり落ち込んだりといった気性の変化が多く見られました。

朝食にトリプトファンを摂ることでセロトニンが増えれば、
イライラすることなくやる気に溢れ、
楽しく過ごすことができます。
そして、夜にはセロトニンが睡眠を促すメラトニンに変わり、
ぐっすりと眠ることができます。

 

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p67


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