短い昼寝でリフレッシュ

人間の1日の眠気の曲線には2つの山があることはお話しましたね。

一番大きな山が夜の午前2~4時です。
次に大きな山が日中の午後2時~4時にあります。

睡眠不足や、
何かに集中して脳がオーバーヒートをした時には頭を休めようと眠くなります。
このように脳が休みたがっている時に無理に勉強をしても効率は上がりません。

どうしても眠くて我慢できない時は、
20分程度の短い仮眠を取った方が、
その後にすっきりとして勉強をすることができます。
仮眠によって脳の疲労が解消され、
リフレッシュできるからです。

ただし、時間は20~30分程度にとどめ、
それ以上長くとらないようにしてください。
さらに深く寝入ると今度は目覚めにくくなり、昼寝か目を閉じる_カラー
目覚めた後にボンヤリとしてしまいます。
そうならないためにも仮眠の際はベッドなどに横にならないほうが良いでしょう。

昼寝をする時間帯は午後3時までにしましょう。
それよりも遅い時間に長時間の昼寝をしてしまうと寝つきが悪くなり、
睡眠のリズムが狂ってしまいます。

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p87


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