睡眠と学習に関する実験

心理学者が睡眠についておこなった実験も大変興味深いものです。

夜中に被験者に10個の無意味な語句を覚えさせた後に睡眠を取らせます。
その後、一定の時間ごとに被験者を起こし、
語句をいくつ覚えていたかを確認をしました。
睡眠を取らせたグループは、
最初の2時間で覚えていたのは約50%、
その後時間がたってもほとんど変わらず約50%でした。
睡眠を取らずにいたグループは、
時間の経過とともに記憶は薄れ、
8時間後には覚えていたのは約10%だけでした。

 

 

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p84


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