成績を上げる眠り方

睡眠を削って勉強をするのは、
脳の働きから考えると決して効率の良い勉強方法ではありません。

学習効果を上げるには、
覚えたことを忘れないように
余分な刺激が入る前に床について睡眠をしっかりとるようにすることです。
しかし、睡眠時間をむやみに増やすだけでは、
正しい睡眠のリズムがかえって乱れてしまい、
睡眠の質が低下してしまいます。
一定のきちんとした睡眠習慣を続けて質の良い睡眠をとっていれば、
同じ勉強時間であっても学習効率が上がると考えられます。

一番効果的なのは、
毎晩一定の勉強をしてきちんと睡眠を取り、
朝早起きをして前の晩に勉強したことを復習をすることです。
睡眠を間にはさむことによって、
より記憶の定着が期待できます。

 

 

 

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p84


カテゴリー: 附属高等学校 【講義リスト】