注意したい夜遅くの飲食

身体のためには1日3食、
決まった時間に規則正しく食べるのが望ましいことはご紹介しましたが、
夕食後に夜食が欲しくなる時間まで勉強するのは、
必ずしも効率のよいことではありません。

夜の遅い時間帯に夜食を食べると、
体が消化のために働き、
深部体温が上昇して、
よく眠れなくなってしまいます。
さらに朝ご飯が食べられなくなり、
午前中の活動にも影響します。
どうしても食べる場合でも、
油分の少ない炭水化物を中心に少量だけ食べさせるようにしましょう。

カフェインは、数時間は睡眠に影響が残るので、
なるべく摂らないようにします。
コーヒー、紅茶、緑茶はもちろん、チョコレートなども注意が必要です。

夕食は消化に3~4時間かかるので、
眠る時間の3~4時間前までには食べるようにしましょう。
たくさん食べ過ぎると深部体温が上昇し、
体が覚醒してしまいます。
腹八分目で、
栄養のバランスよく食べることです。

 

 

 

 

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p88

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