光と体内時計の関係

夜になると眠くなるという体内時計は、
朝昼夜の光の変化や食事、
運動などによって影響を受けます。

特に光との関係は大切で、
朝の光を目にしてから14~16時間前後で眠くなるようにできています。
この朝日が人の体内時計を毎日リセットする大事な役割を果たします。
ヒトの体内時計は、個人差がありますが、
約25時間周期といわれています。

そのため、光がまったく入らず、
時間のわからない部屋で生活すると、
生体時計がリセットされないため、
寝つきの時間が遅れていき、
起床の時間も1日におおよそ1時間ずつ遅れていくのが実験で確かめられています。

 

出典:宮崎総一朗『伸びる子供の睡眠学』(恒星社恒生閣、2009年)、p46

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